セルフ糊シール切手が収められた切手帳は、1990年前後から世界各国で活発に発行されています。そのルーツとなるのが、1974年5月に英領ジブラルタルが発行した「UPU(万国郵便連合)100年」記念の切手帳です。これは、シェラレオネの世界最初のセルフ糊シール切手を印刷した会社でもあるWalsall Security Print社の印刷によるもので、切手を台紙からはがし易い様に"BEND and PEEL"と表示された細長いタブが付いているのが特徴です。
このタイプのセルフ糊切手帳は、その後も1975年、1978年に発行されています。また他の英領・英連邦諸国からも、1982年までに20種類以上の切手帳が発行されました。
ジブラルタル
(切手部分)
(表紙)
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