世界最初のセルフ糊シール切手は1964年にシェラレオネから発行されました。その後、1966年にイエメン王国がセルフ糊シール切手を発行し、セルフ糊切手としては世界で2番目、「四角形」のセルフ糊切手としては世界最初の発行国となりました。
当時のイエメンは内戦状態下にあり、あり合わせの用紙にゴム印を押した切手を発行しましたが、その中にたまたまセルフ糊付きの用紙を使ったものが含まれていたというもので、非常に珍しい発行例です。(翌1967年にはこの切手に毒ガス犠牲者救済用の寄付金を加刷した切手も発行されています。)
イエメン王国
(1966年発行のもの)
(1967年発行の「毒ガス犠牲者救済」加刷の切手)
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