巻物切手

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2008年の北京五輪の際には、地元中国からたくさんのPスタンプが発行されました。その中でも特に変わったものが、「巻物」切手です。
この巻物切手には、(1)絹製の巻物の上に、465mm×1,000mmの大きな紙製の切手シートを貼り付けたもの。(2)絹製の巻物全体が切手シートになっているもの(絹製切手の一種になります)。の2種類が有ります。なお、巻物全体の大きさは、600mm×1,880mmもあります。
どちらのシートも、合計142枚の切手と、146枚のタブの合計288枚が入っています。また、この巻物には、聖火リレーのトーチに似たデザインの金属製のケースと化粧箱、そして証明書が付けられています。証明書の記述によれば、発行日は2008年4月8日、発行枚数(巻数)は20万とのことです。20万枚(巻)も発売された割には、あまり市場で見かけない切手です。


 

中国(China,2008)

(左:(1)巻物に紙製シートを貼付、右:(2)巻物全体が切手シート)
   

(切手部分の拡大)
   

(金属製ケース、化粧箱)

(証明書)
   

 


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