世界最初の変わり種切手(インド・シンド州)

1852年7月、インドのシンド州(Scinde District)で、直径約1.7cmの小さな赤い円形切手が発行されました。しかもこの切手は、何と紙ではなく封蝋(ろう)で作られていました。世界最初の三角切手よりも1年早く、しかも世界最初のアルミ箔切手よりも100年以上も早く発行された、世界最初の変形切手&特殊材質の切手です。
なお、この切手は非常に壊れやすく、しかも封筒に貼るとゴツゴツするため評判が悪く、その後は白紙にエンボス加工した切手(下段左)に変わりました。しかし、この白紙の切手も封筒に貼ると見えにくいという欠点があったため、さらに青色の切手(下段右)に変わりました。しかし、白色と青色の切手は印面だけが円形の切手であるため、厳密な意味での円形切手は、最初の赤色切手だけです。


 

インド・シンド州

(赤色切手)
  

 

※日本の普通切手のサイズと比べると、結構小さいことが判ります。
  

 

(白色切手、青色切手)
    

 


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